むらさき色な日々

自由気ままに書き綴る日々。

お正月には何かが起こる。

毎年恒例

 あけましておめでとうございます。
 新しい一年の幕開けですね。

 今年はどんな一年になるのでしょうか?
 コロナのこともありますし、できれば平穏無事に、一年が過ぎていくことを願うばかりです。


 さて、年末年始と特に用事が何もなかった私は、大晦日と元日、両方とも仕事をしておりました。
 私が働いているのは24時間年中無休のコンビニ。
 大晦日だろうが元日だろうが、お客様は来店されます。

 とはいえ、大晦日はそんなにお客様は多くないですね。
 夜になるほど、来店されるお客様の数は減っていきます。
 家で年越しするためでしょうか?
 どん兵衛のそばが、よく売れました。

 正直なところ、大晦日に働くのは構わないのですが、元日はあまり働きたくないのです。
 私も元日は休みたい! という理由ではなくて(休みたい気持ちはありますが)、ただの偶然なのかもしれませんが、私の中で、「お正月は何かが起こる日」なのです。


 元日早々、夜勤者が無断欠勤をして、22時に上がれるはずが日付が変わっても上がれず、見かねた店長が「もう帰って良いよ」と言ってくれましたが、私が帰ったら、店に残るのは店長一人だけ。
 元日の夜なので、お客さんはほぼ来ないに等しいですが、それでも心配だったので、私は翌日の2日夕方からシフトが入ってはいましたが、一旦、家に帰ってから、朝の5時前くらいにもう一度出勤しました。
 そこから店長はようやく休憩をとることができて、私は6時から出勤の朝の人と交代してそのまま帰り、夕方、いつも通りに出勤しました。

 これと同じことが翌年も起こりまして、その際も夜勤は店長一人だけ。
 私は去年同様、日付が変わっても上がることができませんでした。
 ただこの年は朝勤の頼れるベテランさんが「早めに来るから大丈夫よ〜」と連絡をくれたので、朝、出勤する必要はありませんでした。


 ただこれらはまだマシな方で、私が一番印象に残っているのは、「警察を呼ばれた元日」です。
 あれはもう、忘れることなんてできません。
 幸い、事件等にはなりませんでしたが、あの元日はもう、衝撃、この一言に尽きます。

 なぜ、豆腐一丁だけで警察を呼ばれなくてはいけないのか……。

 あの日、警察を呼ばれたお客様の思考が、私には今も理解できません。


 こんなことが、元日には必ず起こってきたのです。
 なので叶うのならば、元日──お正月は働きたくない。


 と思っておりましたが、今年は特に大きな問題のない元日でした!!
 業務用の食洗機が壊れたり、夜勤の子が一人、10分くらい遅刻したりしましたが、許容の範囲内です。


 あとは三が日を乗り切れば、何年ぶりかに何事もなくお正月を終えることができます。

 どうか何事もなく過ぎ去りますように……!!